道北バス - 3.装備 -
運賃収受系
道北バスでは,1999年に磁気カード式乗車券システムを導入しています.
同時に,道内では初となるICカード式乗車券も導入され,関連する車載機器が搭載されるようになりました.
運賃箱
2014年12月のシステム更新まで使用されていたタイプ.
三陽電機(現レシップ)製の運賃箱です.
要のICリーダーの他,磁気リーダーや自動計数機を備えています.
磁気リーダー部が大きく張り出しているのが特徴です.また,この部分は移動が可能で,一部通路幅の狭い車両では,運転席直後に移設されている例もありました.
運賃表
近郊路線車,及び一部の都市間車が装備している40区間タイプです.
停名表示は横書き.整理券は1番から発行され,始発でも整理券の受け取りが必要です.
中長距離路線車が装備している60区間タイプです.
停名表示は縦書なのは,多区間の運賃表ではよく見られる仕様です.
右下には系統番号と区間番号が表示され,他の機器類と連動し表示がその都度変わっていきます.
中ドア機器類
中乗り車が装備する中扉用磁気リーダー.
お馴染みレシップ製のものを装備しています.
なお,トップドア車では運賃箱が乗車リーダー機能を持つため,独立した磁気リーダーは備えていません.
ICリーダーも山陽製が採用されています.
最近主流のタイプと比較し,幅が大きく,最大厚が薄く,平べったい印象です.
2014年のシステム更新により姿を消しました.
なお,トップドア車でも同様のものが前扉付近に取り付けられます.
整理券発行機もごく一般的なものが使用されています.
山陽製のサーマル式です.
旅客案内系
行先表示器
現在,近郊車のほぼ全車がLED式行先表示器を装備しています.
巻取式表示器が姿を消したのは2010年頃のことです.
使用コマ数が比較的少ない中長距離車や特定車では,現在も巻取式が現役です.
一部,ロールが新調された車両も存在しています.
都市間路線では,LED車以外ではサボを用いた案内が行われるため,路線ごとに用意されたボードを差し込み,使用しています.
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