Rail of Asahikawa
旭川で見られる車両
函館本線・宗谷本線・石北本線・富良野線.留萌線と,5方向への鉄路が伸びる旭川.
留萌本線は起点が深川,石北本線は新旭川ですが,両線とも旭川駅発着の定期列車が設定されており,多様な車両が見られます.
ということで,旭川で定期的に見ることのできる形式の紹介です.
試運転などで,これ以外にも顔を出す形式があります.
電車
711系
言わずと知れた北海道電車の,そして交流型電車のパイオニア.
過去には,札幌~旭川間の急行列車へ充当されるなど,函館本線を語る上では欠かすことのできない車両といえるでしょう.
2015年春,後継車へ役割を譲り,惜しまれつつ引退しました.
785系
スーパーホワイトアロー向けに登場した特急型電車です.
登場から早20年が経過.リニューアル改造が行われ,スーパーカムイとすずらんとして道央の地を駆けました.
現在は,2編成が残り,「カムイ」「すずらん」で活躍中です.
789系
青函特急「スーパー白鳥」用に誕生した形式.
北海道新幹線の開業に伴い青函特急は廃止.車両は785系置換え用として道央特急で使用されることとなりました.
現在は特急「ライラック」で主に活躍中です.
789系(1000代)
基は青函特急用に誕生した形式(先述の789系)で,改良を加え,781系の置換え用として登場されました.
1編成が事故廃車となりましたが,残る6編成が785系・789系0代とともに,特急街道の顔として活躍しています.
気動車
キハ40
宗谷・石北線普通列車の主役です.この他,札幌からの普通列車も設定されており,見かける機会の非常に多い形式です.
旭川運転所には,700番代・1700番代が在籍し,普通・快速列車として道北のローカル輸送を支えています.
キハ54-500
国鉄末期に登場した2機関搭載気動車.稚内方面及び留萌方面を中心に,主に普通列車で活躍中です.
他線区では石北本線の快速きたみが当形式限定運用となっている他,富良野線普通列車への充当実績も多々あり,運用範囲の広い形式です..
キハ150
富良野線向けに登場した形式です.道央にも同形式は在籍していますが,ラベンダー色の塗装が富良野線向けの証です.
基本的に富良野線限定運用ですが,稀に代車として他線区への入線実績があるようです.
183系
特急「オホーツク」「大雪」で見ることができます.新形式の導入で数を減らしつつあるこの形式ですが,旭川ではまだしばらくはその姿を見ることができそうです.
その他,臨時列車としてジョイフルトレイン群が乗り入れることもあります.
261系
宗谷本線の高速化及び優等列車の特急格上げに合わせ登場した,JR北海道の誇る高性能気動車です.
車体傾斜装置を備えており,愛称は"Tilt261".
特急「宗谷」「サロベツ」で活躍中です.
機関車
DF200
DD51の置き換え向けに登場した高性能ディーゼル機関車.
VVVF方式を採用することで,電気式ディーゼル機関車の大幅な軽量化に成功した形式でもあります.
愛称は"ECO-POWER RED BEAR".2013年に運転開始となったJR九州の"ななつぼし"の牽引機にも当形式が採用されています.
DD51
本線型ディーゼル機関車の代名詞とも言える形式.
以前はコンテナ・タンク貨物の他客車列車から甲種輸送まで幅広い活躍を見ることができました.
貨物・旅客共に,既に引退しています.
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